【Q.02-1】避雷器と保安器では何が違うのですか?アレスタとプロテクタの違いも教えてください。
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【Q.02-2】SPDとは何ですか?
Surge Protective Devices(サージ防護デバイス)を略して、SPDと言います。
低圧用避雷器を含め、雷サージから保護するための装置を総称としてSPDと呼んでいます。
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【Q.02-3】MOVとGDTについて教えてください。
◎電圧制限形素子 MOVは電圧制限形の素子であり、雷サージが通過している間、動作電圧を維持しています(動作時の素子のインピーダンスが連続的に低くなる)。そのため、電源回路等の高電流回路で使用しても、素子の動作時に電源電流が通過することによる継続的な放電(続流)がなく電源回路での使用に適しています。
●GDTとは GDTとはGas Discharge Tubesの略で、ガスを封入し密封した外囲器内にギャップを設けた構造であり、高い過度電圧の発生時にギャップ間を放電させ電圧を抑圧させるための避雷素子です。また、低圧用避雷器で「GAPタイプ」と呼ばれているものは、このGDTを使用しているものが多数あります。
◎電圧スイッチング形素子 GDTは電圧スイッチング形の素子であり、動作後の維持電圧が低くなり(動作時の素子のインピーダンスが瞬時に低くなる)、被防護機器へ加わる電圧を低く抑えることができます。但し、電源回路等の高電流回路で使用する場合、続流が発生しやすいために主に通信回路等の低電流回路で使用されることが多く、また電源回路で使用される場合は、MOVとの組合せで使用されています。しかし、JIS C 5381-1では電源回路へ接続した状態で続流を自己消弧しなければならないと規定されており、JIS C 5381-1に準拠している電圧スイッチング形の低圧用避雷器なら電源回路に使用することができます。
【MOVタイプとGDTタイプの比較】
| タイプ | 動作特性 | 応答時間 | 続流の有無 | 動作波形 |
|---|---|---|---|---|
MOVタイプ |
電圧制限形 |
0.01~0.05μs |
無し |
図1-1 |
GDTタイプ |
電圧スイッチング形 |
0.1~1μs |
有り※1 |
図1-2 |

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【Q.02-4】避雷器は1回の雷で壊れてしまうものなのですか?
●避雷器の寿命について
避雷器の寿命は、雷の大きさと侵入回数により決まります。しかし、雷は自然現象であり、様々な大きさの雷が発生しているため、明確な寿命を決めることはできません。避雷器を通過した雷が仕様に明記されている「In(公称放電電流)」の値以下であれば多数の雷が通過しても、避雷器の特性が劣化することはなく、継続してご使用頂くことができます。但し、「Iimp(インパルス電流)」または「Imax(最大放電電流)」の値以上の雷が通過した場合は、1回で故障する場合があります。
●故障の判定方法について
避雷器が万が一故障してしまった場合、GAPタイプの避雷器はオープン破壊するため回路の短絡電流が継続的に流れることはありません。逆に、MOVタイプの避雷器はショート破壊するため回路の短絡電流が継続的に流れ危険な場合があります。 当社のMOVタイプの避雷器にはSPD分離器が搭載され、万が一避雷器が故障し回路の短絡電流が流れた場合でもSPD分離器の動作により、電源回路と避雷器を切り離し短絡電流を遮断します。また、SPD分離器が動作すると避雷器本体に表示窓があり、故障時は「赤色」に変わり視認することが可能です。
●信号出力接点について
SPD分離器を搭載している避雷器には無電圧接点信号出力端子付きのものをラインナップしています。信号出力により避雷器の故障を監視する場合は、無電圧接点信号出力端子付きのものをお選びください。
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【Q.02-5】JIS対応の低圧用避雷器とはどのようなものか教えて下さい。
| クラス | 適用されるサージ波形 | 推奨される使用用途 |
|---|---|---|
|
クラスⅠ |
電流波形:10/350μs | 一般的に高被雷場所 (直撃雷の影響を受けやすい場所) 例:建築物の配電システムの引き込み口等 |
|
クラスⅡ |
電流波形:8/20μs | 一般的に低被雷場所 (誘導雷の影響を受けやすい場所) 例:分電盤等 |
|
クラスⅢ |
コンビネーション波形 ・電圧波形(開回路):1.2/50μs ・電流波形(閉回路):8/20μs | 一般的に低被雷場所 (誘導雷の影響を受ける恐れのある装置等) 例:端末機器等 |
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【Q.02-6】その他避雷器関係で使う用語の意味を教えて下さい。(JIS C 5381-1の用語)
| 用語 | 略称 | 解説 |
|---|---|---|
| 公称放電電流 |
In |
SPDを流れる電流波形が8/20である電流の波高値。これはクラスII試験のSPDの分類、並びにクラスI試験及びクラスII試験に対するSPDの前処理のときにも使用する。 |
| インパルス電流 |
Iimp |
動作責務試験の手順に従って試験する電流ピーク値Ipeak及び電荷Q。これはクラスI試験を行うSPDの分類に使用する。 |
| 最大放電電流 |
Imax |
クラスII試験の動作責務試験の試験シーケンスに従った大きさで、SPDに流れる8/20波形の電流波高値。ImaxはInより大きい。 |
| 最大連続使用電圧 |
Uc |
防護モードのSPDに連続して印加してもよい最大実行値または直流電圧。これは定格電圧に等しい。 |
| 続流 |
If |
電源系統から供給し、インパルス電流が放電終了後にSPDに流れ続ける電流。続流は連続使用電流Icとは明らかに異なる。 |
| 電圧防護レベル |
Up |
端子間の電圧を制限するとき、推奨値のリストから選択するSPDの性能を規定するパラメータ。この値は測定制限電圧の最大値より大きくなければならない。 |
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【Q.02-7】JISに対応した低圧用避雷器の必要性について教えて下さい。
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【Q.02-8】低圧用避雷器の設置方法や注意事項などについて教えて下さい。
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【Q.02-9】ビルと戸建住宅では避雷器の設置方法は異なりますか?
ビルでも戸建住宅でも基本的に雷防護の考え方は変わりません。
雷保護領域の境界部分に低圧用避雷器を設置することになります。
戸建住宅の場合は、主に分電盤付近の設置となります。
分電盤内に収容できない場合は、避雷器用の収容箱および避雷器用の遮断器等が必要となります。
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【Q.02-10】低圧用避雷器の選定方法を教えて下さい。
避雷器に表示されている最大連続使用電圧(Uc)が、ご使用頂く電源回路の電圧以上のものをご使用下さい。
●避雷器を選定する際の注意点
必ず避雷器の最大連続使用電圧(Uc)がご使用頂く電源回路電圧を下回らないようにして下さい。
また、避雷器の設置箇所が漏電ブレーカの一次側か負荷側かにより、回路構成が異なりますのでQ8の図を参照して頂きそれぞれ避雷器のタイプを選定して下さい。
●誘導雷対策はクラスⅡタイプの避雷器だけでよいのか?
クラスⅢタイプの必要性について
防護したい機器が引き込み口近くに設置したSPD(クラスⅡタイプ)より離れた場所に設置されている場合、配線や機器のインピーダンスによる振動現象により機器に対して、引き込み口近くに設置したSPD(クラスⅡタイプ)の制限電圧Upの2倍程度の電圧が加わる可能性があります。この振動現象はクラスⅡタイプのSPDの設置場所から機器の設置場所が10m未満の場合には無視できますが、10m以上ある場合は、機器の直前にクラスⅢタイプのSPDを設置する必要があります。
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【Q.02-11】避雷器の協調について説明して下さい。
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【Q.02-12】白山製作所の低圧用避雷器の筐体材質は何ですか?
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【Q.02-13】避雷器はどうして必要なのですか?
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【Q.02-14】高圧引込の場合にも低圧用避雷器を設置するのですか
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【Q.02-15】平成17年9月に改訂された内線規程について教えて下さい。
内線規程とは、(社)日本電気協会の電気技術規定(JEAC 8001)として昭和43年に制定されたもので、需要場所における電気工作物の設計・施工・維持・検査の業務に従事する人が保安上守るべき技術的事項を定めた民間自主規格です。
平成17年9月の改訂版には、1361節「雷保護装置」の項目が新しく追加され住宅用分電盤への避雷器の取付け・規格・施設方法などが規定されました。
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【Q.02-16】IECについて教えて下さい。
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【Q.02-17】雷保護関係のJIS規格を教えて下さい。
図4. JIS A4201-1992の保護エリア
| JIS | IEC | 名称 | |
|---|---|---|---|
| 雷保護関係 | A 4201 | 61024-1 | 建築物等の雷保護 |
| C 0364-4-442 | 60364-4-442 | 建築電気設備-第4部:安全保護-第44章:過電圧保護-第442節:高圧系統の地絡事故に対する低圧設備の保護 | |
| C 0364-4-443 | 60364-4-443 | 建築電気設備第4部:安全保護第44章:過電圧保護第443節:大気現象又は開閉による過電圧保護 | |
| C 0364-4-444 | 60364-4-444 | 建築電気設備第4部:安全保護第44章:過電圧保護第444節:建築電気設備における電磁障害 (EMI) 保護 | |
| C 0364-5-54 | 364-5-54 | 建築電気設備 第5部 電気機器の選定と施工?第54章 接地設備及び保護導体 | |
| C 0364-5-5344 | 60364-5-53 | 建築電気設備第5部:電気機器の選定と施工?第53章:スイッチギヤ及びコントロールギヤ 第534節:過電圧保護装置 | |
| C 0364-5-548 | 60364-5-548 | 建築電気設備第5部:電気機器の選定と施工?第548節:情報技術設備のための接地設備及び等電位ボンディング | |
| C 0364-7-707 | 60364-7-707 | 建築電気設備?第7部:特殊設備又は特殊場所に関する要求事項 第707節:データ処理機器の設備に対する接地の要求事項 | |
| C 0367-1 | 61312-1 | 雷による電磁インパルスに対する保護?-第1部:基本的原則 | |
| C 0664 | 60664-1 | 低圧系統内機器の絶縁協調 第1部:原理,要求事項及び試験 | |
| C 0704 |
― |
制御機器の絶縁距離・絶縁抵抗及び耐電圧 | |
| C 6950 | 60950 | 情報技術機器の安全性 | |
| C 61000-4-5 | 61000-4-5 | 電磁両立性-第4部:試験及び測定技術?-第5節:サージイミュニティ試験 | |
| SPD関係 | C 5381-1 | 61643-1 | 低圧配電システムに接続するサージ防護デバイスの所要性能及び試験方法 |
| C 5381-12 | 61643-12 | 低圧配電システムに接続するサージ防護デバイスの選定及び適用基準 | |
| C 5381-21 | 61643-21 | 通信回線に接続するサージ防護デバイスの所要性能及び試験方法 | |
| C 5381-22 | 61643-22 | 通信回線に接続するサージ防護デバイスの選定及び適用基準 | |
| C 5381-311 | 61643-311 | 低電圧サージ防護デバイス用ガス入り放電管(GDT) | |
| C 5381-321 | 61643-321 | 低電圧サージ防護デバイス用アバランシブレークダウンダイオード(ABD)の試験方法 | |
| C 5381-331 | 61643-331 | 低電圧サージ防護デバイス用酸化亜鉛バリスタ(MOV)の試験方法 | |
| C 5381-341 | 61643-341 | 低圧サージ防護デバイス用サージ防護サイリスタ(TSS)の試験方法 |
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【Q.02-18】JIS A 4201-2003の内容について簡単に説明して下さい。
| 名称 | 構成 | |
|---|---|---|
|
雷保護システム |
外部雷保護システム | ・受雷部(突針、水平導体、メッシュ導体) ・引下げ導線システム ・接地システム |
| 内部雷保護システム | ・等電位ボンディング ・外部雷保護システムの絶縁 ・人命危険に対する安全対策 | |
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【Q.02-19】その他雷保護関係でよく使う用語の意味を教えて下さい。(JIS C 5381-1以外の用語)
(JIS C 5381-1以外の用語)
●等電位ボンディングとは
受雷部や建物自体に落雷があった場合、導電性部分を通って接地へ大電流が流れます。この時、電流経路となる導電性部分の電位が上昇し、他の建築物構造体や設備・機器との間に大きな電位差が発生しがます。この電位差により、火花放電発生して火災及び爆発危険や人命危険の原因となっています。
等電位ボンディングとは、建築物内で電位差を発生させないようにするための重要な方法で、雷保護システム、金属構造体、金属製工作物、系統外導電性部分をボンディング用導体を用いてボンディング用バーに接続します。また、電力線や通信線のように直接接続できないものについては、アレスタ(避雷器)を介して接続します。アレスタは通常絶縁状態ですが、雷サージが侵入すると一時的に短絡状態となり電位を抑えることができます。
●LPSとは
LPSとはLightning Protection Systemの略で、「雷保護システム」(JIS A 4201-2003にて、落雷の危険から建築物等の保護を主目的とする雷被害対策)のことです。
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【Q.02-20】外部雷保護と内部雷保護について教えて下さい。
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【Q.02-21】JIS C 0364にあるインパルス耐電圧について説明して下さい。
表9.インパルス耐電圧と耐インパルスカテゴリ
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【Q.02-22】LPZについて教えて下さい。
|
LPZ |
定 義 |
|---|---|
| LPZ 0A | 直撃雷にさらされる空間で、全雷電流が流れ、雷による電磁界は減衰していない領域 |
| LPZ 0B | 直撃雷にはさらされないが、雷による電磁界は減衰していない領域 |
| LPZ 1 | 直撃雷にはさらされず、領域内に流れ込む雷電流はLPZ0B内より低減している。この領域に遮蔽対策を施せば、雷による電磁界は減衰する。 |
| LPZ 2~ | 電流及び電磁界を更に減少させる必要がある場合に、これらLPZ2以降の領域を導入する。 |
図7.雷保護領域とSPDの関係例
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【Q.02-23】建物に落雷があった場合の電流の流れはどうなるのですか?
図8.雷電流の分流例
●第一雷撃とは
第一雷撃とは落雷時の一番最初に発生する雷サージ波形の電流パラメータを示したもので、エネルギーと電流波高値が大きく、継続時間が短いのが特徴で、正極性と負極性の両者があります。参考に第一雷撃の雷電流パラメータを表11に示します。
| 電流パラメータ |
保護レベル |
||
|---|---|---|---|
|
Ⅰ |
Ⅱ |
Ⅲ~Ⅳ |
|
| 電流波高値I (kA) |
200 |
150 |
100 |
| 波頭長 T1 (μs) |
10 |
10 |
10 |
| 波尾長 T2 (μs) |
350 |
350 |
350 |
| 短時間継続雷撃の電荷 Qs(2) (C) |
100 |
75 |
50 |
| 比エネルギー W/R(3) |
10 |
5.6 |
2.5 |
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【Q.02-24】避雷器を試験するためには、どんな電流や電圧を使用しますか?
| クラス | 適用されるサージ波形 |
|---|---|
| クラスⅠ | 電流波形:10/350μs |
| クラスⅡ | 電流波形:8/20μs |
| クラスⅢ | コンビネーション波形(電圧波形:1.2/50μs,電流波形:8/20μs) |
図9.電圧波形
コンビネーション波形とは、電圧波形と電流波形の両方を規定したサージ波形です。電圧波形は、サージ試験器の試験端子が開放(オープン)状態の時、試験端子両端に発生する電圧波形です。電流波形は、サージ試験器の試験端子を短絡(ショート)させたときに流れる波形です(図11参照)。
図11.コンビネーション波形
図12に、クラスⅠインパルス電流(10/350μs 100kA)とクラスⅡ最大放電電流(8/20μs 40kA)の場合の雷サージ波形を示します。

図12. クラスⅠインパルス電流とクラスⅡ最大放電電流の比較
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【Q.02-25】「低圧用避雷器」の「低圧」とは何ですか?
| 低圧 | 直流750V以下・交流600V以下 |
|---|---|
| 高圧 | 直流750Vを超え7,000V以下・交流600Vを超え7,000V以下 |
| 特別高圧 | 直流交流に関係なく7,000Vを超えるもの |
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【Q.02-26】接地の種類を教えて下さい。
| 種 類 | 目 的 | 関係する規則・法令など |
|---|---|---|
| 電気設備の保安用 | 電気設備の電路や非充電金属部分を接地することにより、人への感電や火災事故などを防止します。 | 電気設備技術基準、内線規程、労働安全衛生規制など |
| 雷害防止用 | 避雷針や避雷器の接地で、雷放電電流を安全に大地へ逃すことを目的とします。 | 建築基準法 |
| ノイズ対策用 | 通信設備などにおいて、雑音エネルギーを大地に放電するための接地です。 | |
| 静電気障害防止用 | 静電気を安全に放電するための接地です。 | 火薬類取締法施行規則等 |
| 接地工事の種類 | 抵 抗 値 | 接地線太さ | 対 象 |
|---|---|---|---|
| A種 (旧:第一種) | 10Ω以下 | 2.6mm2以上 | 高圧または特別高圧用の機械器具 |
| B種 (旧:第二種) | 150/I Ω I=高圧電路の一線地絡電流 | 2.6mm2以上 | 接地式電路の一線接地の機械器具(例:柱上トランス) |
| C種 (旧:特別第三種) | 10Ω以下 | 1.6mm2以上 | 300Vを超える低圧用の機械器具 |
| D種 (旧:第三種) | 100Ω以下 | 1.6mm2以上 | 300V以下の低圧用の機械器具 |
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【Q.02-27】配電方式について簡単に説明して下さい。
| 種 類 | 特 長 |
|---|---|
|
TT系統 |
TT系統は一点直接接地し、設備の露出導電性部分を系統接地の接地極と電気的に独立した接地極へ接続する方式です。 日本ではこの方式が採用されており、 中性線の系統接地をB種接地、PEをA,C,D種接地としています。 |
|
TN-S系統 |
保護接地導体(PE)と中性線(N)がまったく分離している方式で、 機器の露出導体部分をPEに接続し、PEを中性線(N)の系統接地に接続する方式です。 |
|
TN-C系統 |
機器の露出導電性部分(機器の金属筐体等)をPEN導体に接続する方式。 保護接地導体(PE)と中性線(N)を兼用したPEN導体を用いる。 |
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【Q.02-28】雷保護システムに関係する事項を管掌する国の省庁はどこですか?
| 分 類 | 省 庁 | 基準、規則など |
|---|---|---|
| 建物など | 国土交通省 | 建築基準法など |
| 電路、電気設備など | 経済産業省 | 電気設備技術基準など |
| 通信など | 総務省 | 有線電気通信設備令、 消防法など |
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